THCBは、原料となる産業用ヘンプに含まれるカンナビノイドの種類です。日本では違法とされるTHCと比較すると、化学構造に少し違いがある程度で、とてもよく似た関係をもつカンナビノイドであることがわかっています。
2019年に発見されたばかりで、まだ明らかになっていないことが多いようです。THCBについてこれまでに明らかになっていることを紹介していきます。
THCBとは？THCより結合親和性が高い
ヘンプに含まれている「デルタ9テトラヒドロカンナブトール（THCB）」は、精神を活性させるTHCに似たカンナビノイドです。ヘンプに最も多く含まれるカンナビノイドの1つ。つまり、ヘンプで精神が作用する理由に大きく関係しているということ。
脳内のレセプター（受け皿のようなもの）にある、CB1およびCB2受容体に作用します。驚くことに、THCよりも強く結合する親和性があります。
THCBの効果って？
THCBがTHCと同じように精神を活性化させる効き目があるかどうかはまだ不明です。しかしTHCBを摂取した多くのユーザーは「ぐっすり休息できた」と評価している印象が強かったです。
リスクと副作用
まだ発見されて間もないため、科学的にどんなリスクがあるのかわかっていません。
ただ筆者の個人的な体験としては、以下のポイントを押さえれば扱いやすい成分であると考えています。
◼️ THCBを吸う際の注意点
- 1パフして30分は追い焚きしない
- 車の運転などは絶対にしない
特に、追い焚きには注意です。THCBが作用するまでタイムラグがあります。効かないと思っても、スグに追加してしまうと過剰摂取になる可能性があります。
まとめ・成分自体のリスクは少ないけど高濃度タイプには注意
THCBについては、まだよくわかっていないことだらけです。最近の製品は90％濃度と、とても高い濃度のタイプが多いので、摂取量には注意してほしいと思います。
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