とにかくキマるが強いカンナビノイドをと次々と新製品が出てきていますが、デルタ9-THCPは効果が強いので注意が必要です。
そもそも既に規制成分に分類されています。
2019年にイタリアの研究者チームによって偶然発見されてTHCP、カンナビノイド受容体CB1との結合力がTHCの33倍もあると示唆されているのです。
結合力イコールキマるの強さということではないものの、危険なレベルのキマるが得られることは確か。
THCOの1.5倍、THCの5から10倍、デルタ8や10と比べると10倍も20倍もになるとか。
現在確認されているカンナビノイドの中で、最強レベルです。
デルタ9-THCPとは?自然成分?合成成分?
デルタ9-THCPは合成成分です。THCO・HHCOなどTHC以上のキマるが得られる成分には合成カンナビノイドが多いですね。THCAに熱を加えるとTHCに、CBDAはCBDとなります。同じくTHCPはTHCPAが変化したもの。
そもそもTHCPA自体がヘンプ内にほんの僅かしか含有されていないこともあり、デルタ9-THCPの製品として販売されているもののほとんどは完全な合成成分と思っていただいてよいでしょう。
HHCも同じくです。
アセテート化とかと比べると単純な化学変化ですが、自宅で作り出して販売しようなんて考えてはいけませんよ。
デルタ9-THCPは違法です。
THCとの違いとは
デルタ9-THCPの効果や副作用など、基本的にTHCと同じであると捉えていただいて良さそうです。
構造が似てるから、似た性質を持っているのですね。ただ強度が全然違う。
THC以上にCB1受容体に効果的に結合し、キマるの体感だけでなく副作用も顕著に表れることとなるのです。
ましてやCBDとは比べ物にならない。
発見されたのは2019年、まだ歴史が浅く研究もこれからといった成分です。
THCにはない危険な作用が見つからないとも限りませんよね。カンナビノイドなら何でも、日常にとり入れるべき?
THCPは絶対にダメですからね。
日本では違法、海外でも試さないこと
デルタ9-THCPは違法です。
あまり知られてませんが、2022年3月7日のHHCの規制時に、THCPも同じく危険ドラッグ指定されたのです。
いずれも、合成カンナビノイド系であることが理由となっていると思われます。アメリカではまだ合法なのです。
「0.3%以内のTHCが含まれたカンナビノイドは産業ヘンプなので合法」という農業法に基づいて解釈されてるとか。
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